弊社では、BOM(部品表)に特化した管理システムを新たに導入いたしました。現在、ハードウェアに関わる設計・購買者人口の減少が見られる中で、製造に関わる煩わしい業務を効率的に軽減するため、このシステムを導入いたしました。
さらに、モノづくり事業部の展開も視野に入れ、製造に特化したシステムを活用して、弊社に関わる全てのお取引企業様に付加価値を提供できるよう努めています。この新システムにより、製造プロセスをより効率的に管理、品質向上や納期短縮などのメリットを提供することで、お客様のビジネスに貢献したいと考えています。
■BOM管理システムとはどのようなものなのか?
膨大なデータと突合させることで、必要な情報を素早く取得できます。お客様の製品には、スポットでの製造だけでなく、量産や不定期に製造が必要なものもあります。しかし、製造中止品がBOM表内に混在しているケースが多く見受けられたため、お役立てできますようご活用いただければと考えております。
弊社が使用しているBOM管理システムをご利用いただくことで、瞬時に部品情報を確認できるため、お客様から多くの引き合いを頂いています。迅速かつ正確な情報を提供できることが、お客様にとって大きな利点となっています。
■どのような情報が取得できるのか?
ニーズの高い機能を抜粋いたしますと、下記の6つがございます。
①部品検索
②EOL情報
③リードタイム情報
④ライフサイクル予測情報
⑤環境情報(Rohs、Reachなど)
⑥代替品検索
また、上記の機能を実現できるデータ(根拠)に関しまして、7000社以上のメーカーと10億点以上の部品情報を収録したデータベースが格納されており、この膨大な情報量を活用することで、お客様の製品開発や製造プロセスをサポートし、ニーズに合った最適な部品を素早く提供することができます。
■弊社が実現したいこと
半導体の世界市場が拡大していく中で、国内のモノづくりも増えていきますと、人口の減少に伴い、製造現場での工数は逼迫していく一方であり、新たな人材の確保や教育に関する課題が顕在化しています。この課題は多くの企業が直面しており、我々もお客様の課題解決を最優先に活動しています。