富士電機株式会社は、東京都品川区に本社を構え、エネルギー・環境関連事業を主力とする企業になります。1923年には「古河電気工業」と「シーメンス社」との資本・技術提携により、富士電機製造株式会社として誕生し、1984年に現在の社名に変更されました。同社は、パワー半導体とパワーエレクトロニクス技術を核とし、再生可能エネルギー供給から省エネルギー、自動化などに注力しています。
パワー半導体の自社開発・製造を軸に据え、それを利用したパワーエレクトロニクス機器やシステム、エンジニアリング・サービスの提供を通じて、同社は市場での強みを確立しています。主要事業としては、発電プラント、変電システム、エネルギーマネジメントなどのパワーエレジービジネス、ファクトリーオートメーションなどのパワーエレインダストリービジネスが挙げられます。また、半導体事業や自動販売機などの食品流通にも力を入れています。